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あの恋人になれなくて

※なぜか「南くんの恋人」のネタバレがあります。ごめんなさい。

 

3時頃に目が覚め、眠れなくなってしまいました。ひたすら心がざわつきます。自分の脚を殴るなどアクティブな自傷を試みましたが、痛かったのでやめました。私は格闘家ではありません。しがない会社員です。心が弱く、すぐ欠勤します。疲れました。

久しぶりにオーバードーズをしたせいか、身体の調子が悪いです。いくつかブログのアイデアを考えていたものの、この精神状態では何もまとまらず、「ぎゃ~~~」としか言えません。奇声をあげすぎて隣人さんに通報されたことがあります。気をつけないと……。

普段、このような一時的な心身の不調・悩みはTwitterに垂れ流すことが多いのですが、後から読み返せるようブログで書くことにしました。というのも最近、なぜか記憶が飛んでしまうのです。日付の感覚も曖昧です。眠剤のせいでしょうか。ただでさえよく分からない自分という存在がますます分からなくなり、このまま頭がおかしくなってしまうのではないか?とさえ感じます。何を食べても吐いてしまい、非常につらいです。

左腕には無数の傷があります。ひとつひとつは子猫に引っ掻かれたような、たいしたことない傷ですが、それが積み重なった結果、少しばかり見苦しくグロテスクな腕になってしまいました。心も同じかもしれません。致命傷は負っていないものの、少しずつ確実に摩耗していき、もはや取り返しがつきません。きっとたいしたことのない傷です。そんな何十、何百の傷を放置した結果が、今の苦しみを産んでいるのでしょう。

私はいつも被害者のようなツラをしています。努力しているのに何も実らない、不遇な人間を演じています。そんなの全て嘘です。自分が招いた現状に自分で苦しみ、自傷やODに走っている、それだけのことです。むしろ、加害者なのです。真面目に生きたいと願いながら、いつも誰かを傷付けている。

先日、腕を切りました。カッターは捨てたので包丁やハサミで切ろうとしたものの上手くいかず、最終的にはT字のカミソリを分解し、その小さな刃を使いました。カッターや顔用カミソリならば持ち手がついていますが、無理やり壊した分解カミソリは「全体が刃!!どうも刃です!!」という感じで、90年代V系のような危うさがあります。それを用いて自傷するのは非常にシュールな絵面でした。おそらく。そこから先は記憶が曖昧です。

よく分からない安堵感に包まれた自分は、腕の写真を撮り、なぜか先輩に送っていました。頼りにしている先輩です。これが2回目なのですが、どう考えても嫌がらせ、もしくは暴力です。自分でも見るに耐えない血塗れの腕を、どうして他人に見せようとするのでしょうか。そこまでして構って欲しいのか、なんなのか。ごめんなさい。嫌いにならないでください。もう、分かりません。自分のことなのに、自分ではない感覚です。これも言い訳です。

まだ喉の奥で薬の味がしています。いつ飲んだのかは忘れました。

 

先日の自殺未遂で周りに迷惑をかけたことを反省したつもりでしたが、ダメでした。人は変われません。こんなことを繰り返しても誰も得をしないのに。漠然と「愛されたい」という思いがあります。同時に、誰かを愛したいとも思っていました。

南くんの恋人」という漫画があります。急に身体が小さくなったちよみ(手のひらサイズ!)と、その恋人である南くんの物語です。2人は紆余曲折ありながらも寄り添い、愛を育みます。初めての旅行で「南くん、あいしてるようん」とほろほろ泣いたちよみの幸せは、長く続きませんでした。ちよみはその翌日、事故で死んでしまうのです。

私が初めて「南くんの恋人」を読んだのは小学生の頃で、可愛らしいタッチと性的描写のギャップに衝撃を受けました。ちよみが小さくなった理由は明かされず、そして元の身体には戻れず、理不尽な死によって物語は終わります。ちよみも、残された南くんも、あまりにも可哀想です。しかし、確かな愛を抱きながら人生を終えた彼女が、とても羨ましくも感じられました。悲しい気持ちになる度に読み返しています。

 

自分は誰にも愛されず、愛せません。

私はもう、ダメですか。助けてください。死なせてください。そのようなことを呟いてみても、一人暮らしの1Rはいつも以上に静かでした。